専大サッカー部、初出場のインカレでベスト4

昨日はメチャ寒かった。そんななか、オレは完全防寒で新木場の夢の島競技場へ行ったよ。
サッカー大学選手権、専大同志社の試合観戦だよ。
試合前には少しだけ雪もちらついたほど、しかも強風だったけど、完璧な防寒だったから、そんなに寒くは感じなかったな。

さて、大学選手権で対同志社というと、サッカーでなくラグビーで十年ぐらい前に同じカードがあったんだけど、その時には花園で同志社にボコられたんだよ。オレは観戦に行かなかったけどね(仲間は行ったよ)。
江戸の敵を長崎で、、、とゆーわけでもないけど、まさかこんなところで同志社にボコり返すチャンスが巡ってくるとは思わなんだ。
夢の島は結構、観客が入っていて、同志社ファンもたくさん来てたよ。なんでも中西哲生とかゆーのもスタンドにいたらしい。あと、サッカー評論家も見かけたな。

試合は序盤、同志社がずいぶんとプレッシャーをかけてきた。攻撃よりも守備重視という感じで徹底的にプレスにきた。
なので、専大のパスワークも少しずつ狂いがち。しかも強風ということもあったのか、ワン、ツー、スリーの次ぐらいのパスが乱れるんだな。
でも、それでもチャンスはバンバン作ることができた。そして先制点の後、すぐに2点目もとれた。
けど、前半の最後にちょっと潮目が変わって、同志社が攻撃を仕掛けてきて、1点取られる。
2−1で前半終了。
まあ、ボール支配率は7:3ぐらいはいってたな。それだけに、ちょっとボコり足りない感じだった。

2-1というスコアだと次の1点がどちらに入るかがとても大事だ。
それもあって同志社も後半は結構、力を入れてきたが、結局、専大が3点目を取る。ここで、まあ勝負あっただな。最後におまけの4点目を入れて試合終了。

4-1というスコアは、普通だったら十分という感じだけど、なんか「もっと取れたナ、もう少しボコボコにしてやりたかったな」という感じがしてしまうのが今の専大だ。
なにしろリーグ戦の最終戦、インカレの初戦、そして今日の試合という3試合の総得点は21点。一試合平均7点だからな。3点足りねえや、、、という感じだ。

それにしても、専大の攻撃陣はすごいよ。両サイドの長澤と仲川。長澤はちっこいのにものすごい運動量でキープ力もある。3人ぐらいに囲まれても平気だ。そして仲川。こちらもすごい。まずボールを取られることはない。そして的確なパス。この両サイドが鉄板だ(仲川は試合の途中から真ん中へ行ったけどな)。
源平監督が、各ポジションにいい選手がそろったと言っているが、もちろんそれだけじゃない。とにかく全員サッカーだ。

さて、次戦はすでにもう明日。西が丘で中京大戦だ。この中京はまあ強いはずだ。
その相手にどのぐらいできるか。
まあコンディションにもよるが、しかし普通にやれば3点ぐらいは取れるだろう。
で、これに勝てば国立だよ。
母校の試合で国立へ行くのなんて、いったい何年ぶりだ。
相手は明治か慶応。
ま、どっちでもいいけど、明治とやりたいね。でもって、ボコるのさ。
ラグビーじゃ歯が立たないからな。そのかわりサッカーでボコってやりたいな。

それにしても専大サッカー部は専用グラウンドもなく、生田のグラウンドで非常に制約のある中で練習してるらしい。
一方、ラグビー部はここのところずっと二部なのに伊勢原に合宿所と専用グラウンドを持っている。
この伊勢原というのは、とにかく環境が抜群で、芝のグラウンドを二面持っているんだよ。
グラウンドの背後には丹沢山系が間近に見え、またグラウンドの脇には馬術部の練習場があって、その風景はちょっと日本離れしているんだ。
にもかかわらず、ずっと二部なんだぜ。
もう、サッカー部とは場所を入れ替われよといいたいぐらいだ。せめて、二面あるうちの一面ぐらいはサッカー部に提供しろよとさえ思うよ。

もっとも環境があまりに良くなるのもいかがなものかもしれないな。
ラグビー部なんて、あの素晴らしい環境でもう十分に満足しちゃってる感じがある。
だったら、厳しい環境の中でやった方が強くなれるのかもしれないね。

とにかく、ここまで来たらなんとしてもインカレ、初出場、初優勝をものにしてもらいたいね。
それだけの力はある。
ガンバレ、専大サッカー部!

環境、良過ぎの専修大学伊勢原グラウンド