山口、町田が勝点で並んで、J3が俄然、面白くなってきた件

何年かぶりでブロクを更新(他にこのネタを書くところがなかったので)。

オレはラグビーファンだが、フットボールも相当に好きでレッズファンであるが、昨年、スカパーオンデマンドを契約して以来、J2、J3にも相当な興味があり、マッチデーハイライトも見ている(とくにJ3ハイライトは一番好きな番組といってもいい)。

で、まあ今日はスカパーの中継がなかったのだが(やれよ!)、

山口 2-3 藤枝。
藤枝の得点は20分、60分、64分。
山口の得点は82分、90+5分

・この試合までの状況
J3昇格1年目は爆発的攻撃力(何しろJ3の得点ランキングの1位〜3位までが山口の選手。1位岸田29点、2位福満19点、3位鳥谷16点)で独走。一時は2位に勝点で10ポイント差をつけていた。
ところが、ここへ来て失速。前節(35節)終了時点で3ポイント差となった(ちなみにJ3は1位がJ2に自動昇格。2位はJ2の21位とホーム&アウェイの入替戦)。
そして36節。山口−藤枝戦だけが本日開催で、他は一昨日に行われ、2位の町田が勝って暫定ながら山口と勝点で並んだ。

山口の今日の相手は10位の藤枝(J3は13チーム)。正直弱い。
twitterでスタジアムの画像を見ると、山口応援戦はいっぱいだけど藤枝サポはほとんどいなくてガラ〜ン(山口ホームでの開催)。

にもかかわらず藤枝が3点を取り、猛追したらしい山口も2点を返したが追い上げもここまで(想像するに、失うものは何もない藤枝的には一発食ってやろうぐらいの気持ち。一方、山口は初めての昇格争いでガチガチか?)。
山口、町田が勝点73で並ぶ。ただし得失点差は圧倒的に山口なので首位は変わらず。

・問題は次々節(38節)
次節山口の相手は盛岡、町田は鳥取(ともにアウェイ)。普通に見れば勝てる相手(鳥取ににはフェルナンジーニョとかいるんだけどね)。
ところが問題は38節。
山口の相手は現在12位のJ-アンダー22選抜。Jリーグで出場機会のない選手を試合に出すための寄せ集めチームのためまったく結果は出ていないのだが、山口戦のJ-22リオ五輪の予選を戦う日本代表になると言われている。実は町田戦でも同じようなことがあったがこの時には町田が勝った。しかし今回は中東遠征の直前だし、来年早々には五輪最終予選があるので下手な試合はできない(10月30日には鳥栖相手にトレーニングマッチで圧勝)。
山口−J-22は2節に8-0、14節に3-0でいずれも山口勝利。
この結果もJ-22的にはモチベーションになる可能性もある。

一方、町田の相手は8位の秋田。
順位から言えば大したことがないように見えるが、実はこの秋田は23節以降、負けがない(にもかかわらず8位なのだからそれまでがとてつもなく低迷していた)。第3クールの初戦で山口にも3-1で圧勝(監督はイビチャ・オシムの通訳だった間瀬秀一)。
つまり秋田もまた簡単な相手ではない、どころがいまもっとも手強い相手でである。

・そして最終節は、、、
山口は鳥取、町田は長野が相手でいずれもアウェイ。
実は3位の長野にも数字上は2位までに入る可能性はある。その状況が最終節まで続いているのかどうか、、、
ま、ここまでくれば、もう相手云々ではなかろう。いかに自らにのしかかるプレッシャーに打ち勝てるか? それしかない。

とにかくJ3の1、2位争いが見逃せない。

※今日の山口で気になったのは山口で上野監督が「うちの心臓」と言っている庄司が出場していなかったこと。彼がケガだとするとちょっとやばいね。