日本のサッカーはラグビーと同じぐらい世界とは遠いということがユーロでわかった

ユーロ2008が終わったわけだが、今回わかったことはあれだ、つまり日本のサッカーなんていうのはラグビーと同じで世界レベルには当分、、、とゆーかほとんど永遠に追いつきそうにないということだな。
ジーコが日本代表の監督になったときに中田や小野を並べて黄金の中盤とかいっていたことがあって、実は最初はオレも期待しちゃったりしたわけだが、いま考えるとあんなものは所詮、子供だましみたいなもんだったな。
だってスペインの中盤はすごいよ、まじで。あれが本当の黄金の中盤とゆーもんだ。なんというかあの緩急、オレは「ゆったり速い」と名付けたんだが、あれはもう極めつけの芸の域に入っているな。日本的にいえば人間国宝みたいなもんだ。

それにしてもユーロという大会全体に漂うあの濃密感というのもすごいな。
なんなんだあれは。オレなんか濃ゆすぎてもうあんな濃ゆいものを見てしまうとJリーグやら日本代表の試合やらは薄くて薄くて見てられないぞ。
もちろん日本人は出汁なんか使って薄味の中に微妙な味を出すのが得意ではあるがね。
ま、おそらくあの濃ゆさというのは歴史がつくったものなんだろうな。いろいろな国が政治的に対立したりするなかで、サッカー以外のいろいろな怨念やらなにやらがすべてまざりこんで凝縮され、そいつがフィールドの上に抽出されるんだろう。
今回はスペインが44年ぶりにユーロをとったわけだ。これだけの期間、勝てなくてここでやっとタイトルをとるには、やっぱりあれぐらいのタレントをそろえないとダメだということだな。
そういう意味じゃ、オランダなんていうのは予選ではあれだけ強かったのにロシアにあっさりこけてしまったのは、なんかサッカー以外の濃ゆいエキスがまだまだ足りなかったんだろうな。
反対にロシアなんていうのは国としてもいろいろなことがあってチームの根底にドロドロしたマグマがいっぱい溜まっていたんだろう。
とにかくユーロはおもしろかった。
けどその分、日本のサッカーへの絶望感も大きいな。
だけどサッカー人気は下がらないよ。今回のユーロは日本でも多くの人が見たと思う。で、あれはやっぱり麻薬みたいなもんで、あーゆーものを見るとやっぱりサッカーが見たくなるよ。
反対に日本の野球で言えば、なんて巨人の人気があれだけ下がっているかというと、もうまったく味がないからだな。
おもしろくもなんともない。よそのチームから選手をかき集めてつくったチームってのは、なんだ、インスタントラーメンみたいなもんだな。
ま、それはそれでおいしいと思う奴もいるのかもしれないけど、あれは料理じゃないわな。つまり巨人のやっていることもある意味じゃスポーツじゃないんだな。
ま、そんなことはどうでもいいや。

この1カ月、明け方にテレビを見るのでメチャ眠たかったけど、それが終わっちゃうとなんだか寂しいな。
なんて思っていていま気づいたが、WOWOWの契約は6月だけですぐに解除しようと思っていたんだが、今日はすでに7月だな。トホホ。