池袋演芸場〜落語芸術協会・立川流二派連合落語会

オレは東武東上線沿線住民なので池袋がホームグラウンドなわけだ。
なので寄席というと、池袋演芸場なわけだ(^_^;)。
さて今月の31日、その池袋演芸場落語芸術協会立川流二派連合落語会というのがあるんだな。

でもって前売り券を買いに行ってみたところまだあったわけだ。
なにしろ池袋演芸場とういのはキャパが狭いから、もう前売りはないかなと思ったらあったよ。
池袋演芸場立川流を聴けることなんてそうはないだろう。しかもトリは談春だ。談四楼も出るし左談次も出るし生志も出るぞ。
でもってなぜか関西から桂あやめも来る。
平日の午後3時開演だ。
会社があるぞ。うむむ。午後半休とるか、、、
とにかくチケットは買っちゃった。
このメンバーで前売りが2500円。
あははははは、安いぞ。
ちなみにまだ前売りはあるみたいだったな。

うーむ、今から楽しみだ。
その前に大銀座落語祭の志の輔と昇太もあるけどな。

今日の営業昼飯〜ふたたび神楽坂・蕎楽亭

贅沢は敵だ。そんなことは当たり前のことである。
だけど、、、
どうしても我慢できなかったのである。つまり蕎楽亭のそばをどうしてももう一度食いたいと思ったのである。
で、行ってしまった。
だけど流石に金がそうあるわけじゃないからざるそばにした(せいろという名前じゃないんだな)。そのざるそばは900円。まあそれでも高い。ちなみに大盛りにすると200円増しである。どうするか、、、
大盛りにしてしまった。結論からいうとこれはちょっと多かった。つまり蕎楽亭は数口食べればそれで一枚というようなそば屋ではないのである。
さてしかしやっぱりうまかったな。ざるそば。
で、その前に最初に出されるそば茶がこれが結構うまいんだ。しみじみとした味があるよな、そば茶って。
でもって店の中を見渡してみる。とてもきれいで、しかも雰囲気がいい。オレは一人客だからカウンターだ。このカウンターからだとそばや天ぷらをあげているのが見える。あと稚鮎の水槽なんかも見える。この水槽はあんまり大きくはないが、稚鮎がたくさん泳いでいる。
実はオレの家の近くを流れる柳瀬川でもこの稚鮎は釣れる。それもはまればバンバン釣れる。釣り方もいたって簡単だ。けど、食えないんだな、この鮎は。鮎はたくさんいるけど、水質がイマイチなんだよ。これがもし食えるんだったら、オレも稚鮎釣りに突撃するな。だって思い立ったら5分後には釣り糸たらすことも可能だからな。

昼時の店内は客もひっきりなしに入ってくる。年輩の女性の一人客なんていうのも案外いる。
で、客がみんな嬉しそうにそばを食べてるんだ。オレにはそう見える。少なくともつまらなそうに食べている人は一人もいないな。
店の作り自体もいいのだが、そういうわけで客といったいとなって醸し出す雰囲気もいいな。

大盛りはうまかったよ。つゆは少な目だ。なのでそば湯を入れる時にはつゆはあまり残っていないが、それでもそば湯をたして飲むといい心持ちになるな。
ついでにそば茶のおかわりも頼んだよ。
さて、そんなわけでますますこの店は気に入った。
で、今度、食べてみたいと思うメニューが一つある。それは天ぷらそばだ。
島田・宮本の天ぷらそばというのはこれは絶品だ。そばのなかにエビのかきあげが入っているのだが、揚げたてをつゆにいれるので持ってきてくれるときにはぷちぷちとはじける音がする。
このかきあげをそば、つゆと一緒に食べるとまあうまい。
では蕎楽亭のてんぷらそばはどんなものだろう。これがわからない。
なにしろ季節は初夏だし、みんてざる系に天ぷらをつけて食べている。暖かいそばを食べている人はいないもんな。
ということで、どんなそばが出てくるのか。期待しちゃうよなあ。ただ品がきを見ると2,200円だ。世間の相場からすりゃもちろん高い。けど、これが宮本レベルだったら払う価値はあるな。どうなんだろう。でも昼飯に2,200円って、こりゃ3日分の昼飯代だからな。しかも昨日、今日の2日で3日分だって越えてる。どうすりゃいいんだね。給料日か。そうだな、それぐらいしかいまは考えつかないな。
とにかく今は我慢の時ということだな。
あー早く蕎楽亭の天ぷらそばを食べてみたい。

今日の昼飯〜神楽坂・蕎楽亭

オレはまあ蕎麦好きなんだが、これまで食べた蕎麦で一番うまいと思ったのは静岡県島田市にある「宮本」だ。偶然にも嫁の実家がこの近くのため、時々行くんだが、何度行ってもここの蕎麦は凄い。
で、もちろん都内で営業に出たときになんとなく雰囲気のありそうな蕎麦屋を見つけると入ってみることにしている。
そのなかにはもちろんいくつか好きな店もある。田中康夫も評価している市ヶ谷の「大川や」なんていうのも自分で見つけたし、三越前の「むとう」も好きだ(むとうの場合、鴨せいろの鴨が絶品だと思うんだが)。
で、まあしかし、宮本と比べるとやっぱり宮本の勝ちと思うわけだ。
ちなみに宮本の場合はせいろ、田舎せいろ、んでもっも天ぷらそばと、1回にこれぐらいは食べないといけない。だってたまにしか行けないし、あと量も少ないからな。でもって、これだけ食べると5000円近くいくな。だから金も持ってないといかん。

さてところが、今日、昼間に神楽坂を歩いていてぶらっと入った「蕎楽亭」(きょうらくてい)は個人的には宮本もかくやと思わせる、というか宮本に近かったような気がする。
若鮎天ざるというのを食べたんだが、蕎麦もいいしつゆもいい、そして鮎はまだ小さい天ぷらが一つの他は野菜の天ぷらなのだが、でもこれがうまかった。蕎麦の量もまあまあだったが、大盛りも200円増しでできるようだ。
値段は1,450円。まあいつでも行ける値段じゃないが、これから神楽坂方面へ行くときには寄ってしまいそうだ。つーことは、普段の昼飯をできるだけ安く抑えてこの店に行くカネをつくらないといけないわけだな。
あと、この店には夜も行ってみたいもんだ。とりあえず、明日も行きたいけど、さすがに連ちゃんはムリだな。でも行きたいな。とにかくしばらく通ってみることにしよう。


日本のサッカーはラグビーと同じぐらい世界とは遠いということがユーロでわかった

ユーロ2008が終わったわけだが、今回わかったことはあれだ、つまり日本のサッカーなんていうのはラグビーと同じで世界レベルには当分、、、とゆーかほとんど永遠に追いつきそうにないということだな。
ジーコが日本代表の監督になったときに中田や小野を並べて黄金の中盤とかいっていたことがあって、実は最初はオレも期待しちゃったりしたわけだが、いま考えるとあんなものは所詮、子供だましみたいなもんだったな。
だってスペインの中盤はすごいよ、まじで。あれが本当の黄金の中盤とゆーもんだ。なんというかあの緩急、オレは「ゆったり速い」と名付けたんだが、あれはもう極めつけの芸の域に入っているな。日本的にいえば人間国宝みたいなもんだ。

それにしてもユーロという大会全体に漂うあの濃密感というのもすごいな。
なんなんだあれは。オレなんか濃ゆすぎてもうあんな濃ゆいものを見てしまうとJリーグやら日本代表の試合やらは薄くて薄くて見てられないぞ。
もちろん日本人は出汁なんか使って薄味の中に微妙な味を出すのが得意ではあるがね。
ま、おそらくあの濃ゆさというのは歴史がつくったものなんだろうな。いろいろな国が政治的に対立したりするなかで、サッカー以外のいろいろな怨念やらなにやらがすべてまざりこんで凝縮され、そいつがフィールドの上に抽出されるんだろう。
今回はスペインが44年ぶりにユーロをとったわけだ。これだけの期間、勝てなくてここでやっとタイトルをとるには、やっぱりあれぐらいのタレントをそろえないとダメだということだな。
そういう意味じゃ、オランダなんていうのは予選ではあれだけ強かったのにロシアにあっさりこけてしまったのは、なんかサッカー以外の濃ゆいエキスがまだまだ足りなかったんだろうな。
反対にロシアなんていうのは国としてもいろいろなことがあってチームの根底にドロドロしたマグマがいっぱい溜まっていたんだろう。
とにかくユーロはおもしろかった。
けどその分、日本のサッカーへの絶望感も大きいな。
だけどサッカー人気は下がらないよ。今回のユーロは日本でも多くの人が見たと思う。で、あれはやっぱり麻薬みたいなもんで、あーゆーものを見るとやっぱりサッカーが見たくなるよ。
反対に日本の野球で言えば、なんて巨人の人気があれだけ下がっているかというと、もうまったく味がないからだな。
おもしろくもなんともない。よそのチームから選手をかき集めてつくったチームってのは、なんだ、インスタントラーメンみたいなもんだな。
ま、それはそれでおいしいと思う奴もいるのかもしれないけど、あれは料理じゃないわな。つまり巨人のやっていることもある意味じゃスポーツじゃないんだな。
ま、そんなことはどうでもいいや。

この1カ月、明け方にテレビを見るのでメチャ眠たかったけど、それが終わっちゃうとなんだか寂しいな。
なんて思っていていま気づいたが、WOWOWの契約は6月だけですぐに解除しようと思っていたんだが、今日はすでに7月だな。トホホ。

Firefox3のAll-in-One Gestures

先日、All-in-One Gesturesのことを書いたけど、週末にちと調べたら簡単に解決しちゃった(^_^;)。
ここでExtensionsをダウンロードするだけで解決。
ということで本日、出社して始業前に会社のパソコンも3にしたわけだ。
まだbbs2chreaderが対応していないのがチト残念だけど、まあこれは利用者も多いだろうからそう遠くない時期に対応するんじゃないかな。
それに、そもそも会社で2ちゃんなんて見ちゃいかんな(^_^;)。
ま、これは自宅のパソコンの話だ。
で、会社のパソコンはメモリもあまり積んでないのでどうもブラウザの動きが鈍いときもあったんだが、いまのところサクサクと動いてるな。

ところでさっき秋葉原の近くで打ち合わせがあったんで、帰りにちょっとアキバのショップをのぞいてきたんだが、少し前から気になっていたwizpyというのがあって、これが大幅に値下げをしていた。
普段からカネはあまり持っていないんだが、それでも手持ち資金で買えるような金額で、思わず手を出しそうになったけどなんとか踏みとどまった。

うーむ、これ気になるんだよなあ、、、

Firefoxをアップグレードしない理由

Firefoxが3にアップグレードされた。なんでも1日のダウンロードのギネス記録を狙ったんだか作ったんだか、、、
さてオレはいまパソコンを3つを使っている。
自宅では家族も使うデスクトップ、自分用のノート、そして会社で使っているデスクトップ。
いずれもウインドウズXPだ(OS6.07〜OS9まではマックユーザーだったんだけどね)。このうち自宅のデスクトップとノートはFirefox3にアップグレードした。デスクトップはまあ自分ではそれほど使わないし、ノートもここのところは自室でwebを閲覧する程度だからね。
ただ会社のデスクトップだけはまだアップグレードしていない。
で、その理由なんだが、突きつめていくとAll-in-One Gesturesが使えないからなんだな。
大したアドオンじゃないとは思うんだが、なんか使い慣れるとこの便利さがたまらない。
webを見るとFirefox3にもちょっとした書き換えをすれば対応できるらしいが、どうやらそれはマックユーザーだけのようだ(確実とはいえないが)。
いずれウインドウズにも対応できるというのならばいいのだが、このAll-in-One Gestures自体は最近、アップグレードされていないので、新しいFirefoxに対応しない可能性の方が高いらしい。
さて、どうしたものか、、、

ま、そのうち誰かが絶対に対応策を教えてくれるとは思うのだが、、、

YouTubeにあった日本人最高のボクシング試合

私がこれまで見た日本人のボクシングの試合で最高だったのは何か?と聞かれたら、間髪入れずに「輪島功一対柳済斗」の再戦と答えるわけだ。
この試合は前の試合で世界タイトルを失った輪島が柳に挑戦する試合。輪島は二度目のチャンピオン返り咲きを狙っていた。が、柳済斗はこの頃圧倒的に強く、輪島からチャンピオンを奪ったあとも三迫会長の甥っ子だかの挑戦を簡単に退けた。
たしかこのころ、三迫ジムは輪島がチャンピオンを失ったあとも2試合までのマッチメークの権利を持っており、最終的に輪島に再挑戦させることになったわけだ。
が、このとき輪島はすでに32歳。盛りを過ぎていたと思われていた。
ジュニアミドルという日本人としては重い階級でチャンピオンは油が乗りきっていると思われる柳済斗。さらに事前に輪島が風邪をひいて体調が悪いという報道もあった。
なので私は「これは絶対に負けるナ」と思いながらテレビの前に座った。
この頃はまだボクシングの試合は15ラウンド制で、テレビ中継は20時からだったような気がする。

第1ラウンドが始まる。体調が悪いはずの輪島は思いの外調子が良さそうだ。序盤からあの強い柳済斗を圧倒する。最初はすぐに息切れするんだと思っていた。が、どんなに回を重ねても輪島優勢はかわらず、柳済斗が消耗していく。
どのぐらいの回からだかは忘れたが、これは輪島に勝ち目があると思い始めてからは本当に必死になって応援した。そうして15ラウンドに柳済斗はKOされる。
テレビで見る会場内は興奮のるつぼで実況アナウンサーも興奮している。ちなみにこの実況は故・逸見正孝だ。
私も本当に信じられなかった。すごい試合だった。

そしてある日、いつも聴いていたTBSの深夜放送、パックインミュージック小島一慶の日のゲストに「敗れざる者たち」を出版した直後の沢木耕太郎がゲスト出演していた。
沢木という人は初めて聴く名前だったが、その「敗れざる者たち」というのはどうやらスポーツノンフィクションらしく(当時はそういうジャンルすらなかった)、そこには先日のあの輪島−柳の試合のことが書いてあることがわかった。
翌日、早速本屋に行ってその「敗れざる者たち」を買った。
おそらくこの本は自分に影響を与えた本のナンバーワンだと思う。
円谷幸吉榎本喜八カシアス内藤らのノンフィクションが収録されたその本の最後に「ドランカー」というタイトルで輪島功一のあの柳戦前に密着したノンフィクションが入っていた。
この本をむさぼるように読んだ私は輪島が圧倒的に不利と言われた柳戦に勝つためにどれだけのことをしているかを知った。
また、自分が興味があるスポーツをノンフィクションにするジャンルがあるということも知った(当時はまだルポライターという言葉の方が一般的だったが)。

おそらく、、、
この「敗れざる者たち」をその後、私は100回ぐらいは読んだだろう。当時中学生だった私は「将来、何になりたいか?」などと聞かれると「ルポライター」などと生意気に答えるようになっていた。もちろんそんなものにはなれなかったが、、、

さてその輪島と柳の試合はその後、再放送があるわけでもなく、見ることはできなかった。時々、ボクシングの試合がKOで早く終わったときに歴代チャンピオンのKOシーンなどを集めたビデオを流す時があり、それで最終ラウンドだけは録画したことがある。
ずっと見たいと思っていた。なにしろ「敗れざる者たち」を読んでいるから、試合の流れがどのようなものだったかは克明に覚えている。が、やはり動画として見ることができるなんて思いもよらなかった。それがYouTubeにあった。それも15ラウンドまですべて。
ありがとう、アップした人。

とりあえず1〜3ラウンド
http://jp.youtube.com/watch?v=9vPwrJe3IkE

そして最終ラウンド。
http://jp.youtube.com/watch?v=ncVfhrYucSE&feature=related